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高齢者施設の種類と費用

 

皆さんこんにちは!

新型ウィルスの流行によるマスク不足で、花粉症でお困りの方は多いのではないでしょうか。

感染が拡大した今、感染源がわからなくなってきていますので、しばらくは人込みや、大勢の

人が集まるイベントの参加は控えた方が賢明です。

経済にも影響が出始めていますので、早期におさまるのを祈るばかりです。

 

さて現在、高齢者の方の相続相談やご支援をさせて頂いている関係もあり、時々高齢者施設の

同行や見学をさせて頂く機会があります。

 

ただ施設も多種多様であり、入居をご検討の方やご家族にとっては、非常にその見分け方が難しい

のでないかと思います。

 

今回は、簡単ではありますが、主な高齢者施設の特徴と費用を記させて頂きます

 

①シニア向け分譲住宅

 

通常の分譲型マンションに、見守りサービスやお食事用レストラン等のサービスがついた

 

所有権方式住宅。

 

 

 

②住宅型有料老人ホーム

 

食事等のサービスが付いた利用権方式のホーム。介護が必要になった場合、外部のサービス

 

を利用し生活をする

 

 

 

③介護付き有料老人ホーム

 

食事や介護サービスが付帯された利用権方式のホーム。介護が必要になった場合に、

 

ホームが提供するサービスを利用し生活を継続できる。

 

 

 

④サービス付き高齢者住宅(サ高住)

 

バリアフリー化等の条件をクリアし、安否確認や生活相談サービスを備えた賃貸借方式の住宅。

 

最近は介護施設や病院が併設されたり、日中のみ看護師が常駐する施設もある。

 

 

 

⑤特別養護老人ホーム(特養)

 

公的な施設で、常に介護が必要な要介護3以上の65歳以上の方が利用出来る施設。

 

入浴や食事、生活支援・介護サービスが提供される。

 

 

 

⑥高齢者向けグループホーム

 

認知症の高齢者の方々が少人数のひとつのグループとなり介護や日常生活の支援を受ける

事が出来る施設。民間、公的な運営がある。

 

                  では入居費用はどのくらい?

私が住んでいる横浜の施設の例を示しますのでご参考にして下さいね

 

 

①シニア向け分譲住宅(区分所有権)

 

56㎡2LDK 1名~2

 

一時金4,200万円(入居一時金、修繕積立金、管理費、運営費等)

 

月額81,400円(生活支援費用、修繕積立金、冷暖房費、インターネット等)

 

水道代や食事費用別

 

 

 

 

②住宅型有料老人ホーム(利用権方式)

 

20㎡80歳以下1名のケース 自立~要介護5まで

 

一時金1,900万円(初期償却費、入居一時金等)

 

月額費用250,000円 要介護度、年齢により異なる(家賃、管理費、食事代、水道光熱費)

 

医療・介護費用は別

 

 

 

 

③介護付き有料老人ホーム(利用権方式)

 

18㎡80歳~85歳まで1名のケース 要介護1~要介護5まで

 

一時金1,050万円(入居一時金)

 

月額295,000円*要介護度、年齢により異なる(家賃、管理費、食事代)

 

水道・光熱費別、介護・医療費用は別

 

 

 

 

 

 

④サービス付き高齢者住宅(賃貸借方式)

 

25㎡ 1名入居 自立1~要介護5まで

 

入居時費用140,000円(仲介手数料、火災保険料、保証料)

 

月額190,000円(家賃、管理費、食事代、見守りサービス、インターネット)

 

水道・光熱費別、介護・医療費用は別

 

 

 

 

 

 

⑤特別養護老人ホーム(横浜市)

 

多床室 (要介護3の場合)

 

月額 (利用料21,935円+部屋代34,500円+食費41,400円 +日常生活費他)

 

 

 

 

⑥高齢者向けグループホーム

 

12㎡個室 65歳以上 要支援2~要介護5まで

 

月額費用135,000円(家賃、管理費、水道光熱費、リネン費、食事代)

 

医療・介護費用別